こんにちは、もやしです
突然ですがこんな経験ありませんか?
- 株を買ったけど日に日に価格が下がって夜も眠れない
- wi-fiや携帯を解約したいけど、解約金がかかるから踏み切れない
- ジムの入会金と月額費用を払っているけど忙しくて行けない
もしかしたら、あなたには損切りをする勇気がないのではないでしょうか
だって損切りしたらもったいないじゃん…という意見もありますが
損切りを恐れるな!
悩む暇があるならとっとと損切りしなさい!
そんなメッセージをお伝えしていきたいと思います
損切りのメリットを解説したのちに、日常に潜む損をどんどん損切りしていきましょうという流れでお話していきます!
損切りとは
損切りとは一般的に投資で用いられる言葉です
含み損が生じている投資商品を見切って売却することによって、損失を確定することです
例えば、100万円で買った株が90万円まで下がった段階で
「この株には将来性が無いから見切ってしまおう」
と判断して、株を売却して10万円の損失を被ることです
一見とてももったいない行為に見えますよね
しかし、思い切って損切りすることによってその損失額以上のメリットが得られる時があります
損切りのメリット
ここでは損切りの3つのメリットについてお話していきます
より良い投資に資金を回せる
もしあなたが株を買うとしたらどちらの株を購入したいと思いますか?
- 100万円で買ったが90万円になってしまった株
- これから2倍、3倍になりそうな将来有望な株
ほとんどの人が②を選ぶと思います
この場合、100万円で買ったが90万円になってしまった株を売却して②の株を買えば、損失以上の収益を得ることができるかもしれません
今回は極端な例ですが、将来性のあるものに投資をするのが投資の大原則です
引き際を見極めるのも投資家の実力です
機会損失を回避することができる
さて、先ほどの90万円になってしまった株を損切りできずに1年間持っていたら見事に100万円まで戻りました
「やったぜ!」と思っていた矢先、1年前に注目していた株を見ると株価が5倍になっておりました
損失はなくなりましたが、もしあの時損切りをして将来有望な株に投資していれば素晴らしい未来が待っていたのに…
チャンスを逃してしまった、まさに機会損失です
このような機会損失をしないためにも時には勇気をもって損切りすることが重要です
心理的余裕が生まれる
含み損を抱えているときほど心臓に悪いものはありません
- 「損失が出てしまって夜も眠れない…」
- 「損失が出てしまったけどきっと戻るはずだ!」
- 「この株を持っていて本当に大丈夫なのだろうか…?」
損失に揺るがないメンタルを持つことが一番なのですが、人間なかなかそうはいきません
損切りをすることによってそういった不安状態から抜け出してメンタルをリセットすることができます
だからと言って、なんでもかんでも損切りしたら大変なことになるのでご注意ください
損切りできない人の心理
ここまで損切りのメリットについて解説していきましたが
そう簡単に損切りできないですよね(ぶっちゃけ)
そこで損切りできない人の心理について面白い心理学を1つ紹介します
コンコルド効果(サンクコストバイアス)
コンコルド効果とは
投資を継続した場合損失が出ると分かっていても、これまでに投資した分を「もったいない」と感じてしまい、投資を継続してしまう心理的傾向のことです
コンコルド効果は別名サンクコストバイアスとも言います
サンクコストというのは埋没費用という意味で、どうやっても回収できない費用のことです
すでに投資した費用(埋没費用)はどうやっても回収できないのに、投資した費用を惜しんで投資を継続してしまうという心理的傾向とも言い換えられます
損切りできない人の心理状況はこのような傾向であることが多いです
実はこのコンコルド効果(サンクコストバイアス)は日常生活の中にも潜んでおります
日常に潜む損を切っていこう
ギャンブル

パチンコに3万円突っ込んでしまった…っ!
ここで引いたらただの養分…っ!もう1万円勝負…っ!
3万円突っ込んでる時点ですでに養分です
その3万円は返ってきませんし、パチンコなどのギャンブルの投資リターンなんてたかが知れてます
残りの1万円はより良いお金の使い方をした方がいいですよね
貯蓄型保険



すでに50万円貯蓄型保険で貯めているけど、もっといい投資商品にお金を使いたい!けど、解約したら7割しか返ってこないからどうしよう…
貯蓄型保険の年利回り約1%前後と言われております
優良な投資信託であれば年利回り5~7%の商品もあります
目先の損失はとても痛いですが、将来を考えたときにはより良い投資商品に投資した方がいいですよね!
私も恥ずかしながら貯蓄型保険をやっておりましたが、先日解約しました
13万円ほど損失が出ましたが、これからはより良い投資商品に投資していく予定です
習い事やジム



入会金1万円、月額8000円の習い事を始めたけど忙しくて全然行けてない…けど、払ったお金がもったいない…
その習い事を続けるのであれば全力で頑張りましょう
もし、頑張れないのであれば思い切って損切りして浮いた時間でまた新しいことを始めましょう
時間は有限です!無駄にする時間はありません!
おわりに(損切りするときの注意点)
損切について記述してきましたが最後に注意点を2点述べます
なんでもかんでもすぐに損切りをしてはいけない
うまくいかなかった、時間がなかった、成果が出なかった などなど
少しのことですぐに損切りをするのはおすすめしません
あなたが時間やお金を投資したのには必ず理由があります
なぜ自分がお金や時間をかけてでもやろうと思ったのか
そこを一度見直してみてください
そこが明確にならない限り、また同じ過ちを繰り返すことになります
損切りをしたら終わりではなく、より良い投資を探しましょう
損切りした!終わり!これで解放だぁぁぁ!
これではただ損しただけの人です
- 損切りして残ったお金で何をしようか
- 損切りして残った時間で何をしようか
ここをちゃんと決めてから損切りしましょう
- 貯蓄型保険を解約した→iDeCoに切り替えよう!
- 習い事をやめた→資格の勉強の時間を増やそう!
失敗は誰でもあります
その経験をもとにより良い人生を歩むために損切りをして先に進みましょう
損切り、サンクコストバイアスについて今(いろいろと)話題のメンタリストDaiGoさんもおすすめの一冊を紹介して結びとさせていただきます
それでは!
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