
日経テストって範囲が広くてどんな問題が出題されるか見当もつかない…
そんな方に向けて最低限覚えておきたいキーワード10選を選びました!
基本中の基本のキーワードですので、しっかりと覚えておきましょう!
<日経テストの概要についてはこちら>


GDP
Gross Domestic Product(国内総生産)。一定期間内に国内で新たに生み出された財やサービスの付加価値の総額を指します。
日経テストでは日本のGDPについての問題が出題される傾向が高いです。2020年の日本のGDPは約550兆円です。
また、日本だけではなく世界各国のGDPや一人当たりのGDPの世界ランキングも一緒に覚えておきましょう。
ちなみに2020年の一人あたりのGDP世界1位の国はルクセンブルクです。
日銀短観
正式名称は全国企業短期経済観測調査。日本銀行が行う統計調査であり、全国の約1万社の企業を対象に、四半期ごとに実施しています。
全国の企業動向を的確に把握して、適切な金融政策を行うための指標です。
景気についての指標は日銀短観の他にも景気動向指数や景気ウォッチャー調査などがあります。それぞれの特徴を覚えておきましょう。
営業利益
企業が本業で稼いだ利益のこと。売上高から売上原価を差し引いた売上総利益から、販売費および一般管理費(販管費)を差し引いて算出される。
売上総利益、営業利益、経常利益、純利益など企業の利益についての問題もよく出題されます。
それぞれの定義をしっかりと学んでおきましょう。
ROE
Return On Equit(自己資本利益率)は、企業が自己資本をいかに効率的に運用して利益を生み出したかを表す指標です。
自己資本利益率は
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
で求めることができます。
企業の経営状況を知る上ではぜひ知っておきたい言葉です。
似たような言葉としてROA(総資産利益率)という言葉もあります。混同しないように気をつけましょう!
株式総会
株式会社の最高意思決定機関。株主を構成員とし、株式会社の基本的な方針や重要な事項を決定する。
株主総会の仕組みや決定できることを基礎知識として覚えておきましょう。
3C分析
3Cとは、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つを指します。
マーケティングなどによく使われる言葉であり、顧客のニーズ、競合他社の商品、自社の強みを明らかにして事業の成功を目指す手法です。
単語の意味だけではなく、社会の中でどのように用いられているのかという点にも注目です。
4P
Product(商品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)この4つを指します。
4Pとは企業が商品やサービスを販売するためのマーケティング要素のことです。
各要素は一つ一つでは意味を成しません。例えば、高級食材のキャビアをドラッグストアで売ったとしても狙った客層に届くことはほぼ不可能です。
マーケティングは日常の中に潜んでいます。マーケティング意識を持って商品を見てみると違った視点に気づくかも知れません。
NISA
NISAとは少額投資非課税制度のことで、日本における株式や投資信託の投資金における売却益と配当への税率を一定の制限の元で非課税とする制度です。
最近は投資から貯蓄への意識が高まっているので、NISAなどの投資についての知識も学んでおきましょう。
NISA以外にも積立NISA、ジュニアNISA、iDeCoなど投資に関わる単語も合わせて覚えておきたいですね。
SDGs
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)。最近ニュースなどでもたくさん取り上げられている単語の一つです。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成されてます。
17のゴールすべてを覚えるというよりは、SDGsの基本的な知識や取り組みについて学んでおきましょう。
円安/円高
円安と円高についてすぐに説明できますか?頭の中でごちゃごちゃになってしまう人も少なくないと思います。
円安になると日本経済にどのような影響がでるのか?円高になるとどんな企業が利益を伸ばすか?
単語の意味だけではなくさらに広い視点での理解をしておくといいと思います。
おわりに
今回紹介したキーワードは最低限知っておいて欲しいキーワードです。このほかにも重要なキーワードはたくさんあります!
日経テストは基礎知識だけではなく時事問題なども多く出題される傾向があります。
特に企業の取り組みなどは時事問題として出ることが多いので、業界動向もしっかりとチェックしておきましょう!
それでは!
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