こんにちは、もやしです
「麻雀で勝てない…」とお悩みのあなたに向けて記事を書かせていただきます
この記事を読めば、麻雀に対する考え方、意識が変わります
そして、何より麻雀で重要なことは
「勝つこと」ではなく「負けないこと」

この言葉を胸に刻んでください
【はじめに】麻雀で100%勝つことはできない
麻雀で100%勝つことはできるのか?



結論から言うと、麻雀で100%勝つことは不可能です
私は麻雀は運:実力=7:3の競技であると考えています
なぜなら、麻雀という競技は実力よりも圧倒的に運の要素が強いからです。
例えば、あなたが1着を目指すにあたって、毎局配牌が6シャンテンで始まるとします
おそらく1着をとるのはほぼ不可能であると思います
レジェンド雀士の小島武夫さんでも相当厳しいと思います
引く牌がすべて有効牌で、ほかのプレイヤーの手の進みが遅くて、自分以外麻雀の実力がほとんどないという条件ならわずかな可能性は残りますが、現実はそんなに甘くはないです
また、毎局他のプレイヤーが天和を上がり続けたら、絶対勝つことはできないでしょう
上記の例は極論ですが、可能性という観点からすれば0%ではないです
あなたに知っておいてほしいことは1つです
麻雀は基本は運ゲーです
言い換えれば、100%麻雀で勝つということは不可能なことです
私も何百何千局と麻雀を打ってきて、負けた記憶は数知れずです
では、どうやったら少しでも勝つことができるのか、勝率を上げることができるのかということを話していきたいと思います
麻雀で勝つために大切な3つのこと
麻雀を打つときに意識してほしいのはこれから紹介する3つのポイントです
振り込まない
1つ目のポイントは振り込まないです
麻雀で勝つとはどういうことでしょうか?
半荘が終わった時に一番点数を持っている人が1位です、当たり前ですよね
これを以下のように解釈してしまう人が多いです
一番点数を持っている人が1位なのだから、毎局毎局とにかく点数を稼がなければいけない
正解か間違いで言うと間違いです
麻雀は基本的に4人でプレーする競技です
最初の持ち点は25,000点なので、4人の合計の点棒は100,000点です
この100,000点は常に固定です
つまり、『4人の中で1着をとること=100,000点の配分を半荘が終わった時に一番点を持っている人』ということなのです
あなたが毎局点数を稼ぐことを目的として、上がりに向かって一直線に進むならば、そのうち相手に振り込むことになるでしょう
そして振り込むということは
限られた100,000点のうち、自分の持ち分を相手に渡すということです
具体的に言うと
8,000点振り込むということは自分がマイナス8,000点になるということだけではなく、相手をプラス8,000点にすることなので、その差は実質16,000点になります
振り込むということは自分が失った点数よりも、実際はその倍点数を失っているということなのです



振り込むことは一着から一番遠ざかる行為なので、麻雀において一番避けなければいけない行為です
上がらせない
この記事を読んでいる方の中に、白と發をポンしている相手がいるときに、生牌の中を捨てるという行為をしている人がいるとすれば、麻雀の打ち方を見直した方がいいと思います
もちろんリーチしていて選択の余地が無いときは除きますが、こういった行為は1着を目指すにあたって危険な行為です
麻雀は上がらなければ点数をもらえません
上がらずに点数をもらえるケースは流し満貫や流局時に聴牌した時くらいです
極端な話、自分が一度1,000点で上がって、後の半荘すべて全員ノーテンならばあなたの勝ちです
最初に書いた通り、相手に振り込むということはあなたの点数を下げるだけではなく、相手の点数をプラスする行為につながります
振り込まなくても相手にツモられるとか、自分以外のプレイヤーが振り込むことによって自分に直接的な被害が出なくても、間接的な被害が出るのです
2つめのポイントは、相手に上がらせないことです
上がらせないということはどういうことか
相手の当たり牌を出すことだけではなく、相手の手を進める牌を出さないということです
具体的にいうと
- 萬子染め手気配の下家に対して安易に萬子をバコバコ切ったり
- 生牌の字牌をポンポン出したり
こういう行為をすると、相手はどんどん上がりやすくなります



相手が上がる=自分の勝ちが遠ざかるという意識を持つことが大切です
勝負のタイミングを見極める
「振り込まない」「上がらせない」について話しましたが、こういった話をすると以下のような意見が出てきます
- そんな固い打ち方してたら上がるチャンスを逃してしまうではないか
- 自分の手が上がれそうな時はガンガン行ってもいいのではないか
確かに「上がりに向かうためにはこの牌を切らなければならない…けど相手に当たるかもしれない(相手の手を進めてしまうかもしれない)」といった場面はあります
その都度振り込まない、上がらせないを徹底してたら上がるチャンスを逃すことになります
3つ目のポイントは勝負のタイミングを見極めることです



3つ目のポイントはどうしても抽象的な表現になってしまいますが、なるべく具体的にイメージを持っていただけるように解説していきます
【例】
自分の手が満貫確定しているが、他家からリーチがかかっている。ツモってきた牌は危険牌。さてどうする?
局の進み方、自分の持ち点によって打ち方も変わってくると思います
人によっては「満貫確定しているから押す」「危険牌なので一旦安牌を切って凌ぐ」「ベタ降りする」どれも正解というわけではありません。
ここで私の持論をお伝えしようと思います
あくまで基本的考え方なので場面によって変わります
『自分がトップの場合=一旦安牌を切って様子を見る』
『自分が2着の場合=前半(東場)一旦安牌を切って様子を見る、後半(南場)ベタ降り』
『自分が3着の場合=前半は押し、後半は一旦安牌を切って様子を見る』
『自分が4着の場合=前半は一旦安牌を切って様子を見る、後半は押し』
常に共通していることは
いかにしてプラスで終われるかということです
麻雀はほとんどの場合2着であればプラス域です
それぞれの着順に応じたこの打ち方は常にプラス域に行くための私の基本的な打ち方です
「こんな打ち方じゃダメだ」「私はこの打ち方は納得しない」という方も多いと思います
麻雀に正解はありませんし、私の打ち方が常に正しいわけではありませんが、麻雀に勝てないあなたへの一助となればうれしいです
この打ち方は私の長年の経験によるものです
つまり、私なりの勝負のタイミングの見極め方の1つです
皆さんも麻雀を打つなかで自分自身のルールを決めていただければ、強くなっていくに違いありません。
おわりに
ここまで麻雀で勝つための基本的な3つの考え方について述べてきましたが、私が常に麻雀に抱いている思いは常に一つです
麻雀は運ゲーである
このことは常に頭の中にあります
麻雀で負けたことがない人はいません
常に時の運、その場の流れ、雰囲気、打つメンツ様々な要素によって結果は変わってきます
大事なことは、今回述べた3つのことを意識すること
- 振り込まない
- 上がらせない
- 勝負のタイミングを見極める
この3つを意識するだけで今まで見えていた麻雀の景色とは一味違った景色が見れると思います
長文になりましたが最後まで読んでいただいてありがとうございました
皆様の麻雀ライフが豊かになることを祈っております
それでは!
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